ロータリーコイルドライヤーのご説明

ロータリーコイルドライヤーとは、抵抗値の高いコイルに電気を流すことで電熱器と同じように熱を発生させ、その熱によって対象物を乾燥させるための装置です。

ただ、これだけではコイルとドライヤーの部分を説明したことにはなっても、ロータリーの部分を無視してしまっています。

ロータリーとは日本語では回転するといった意味ですが、一体何が、そして何のために回転するのでしょうか。

これは、まさにコイル自身が回転するのです。

別に回転したからと言って発生する熱量が増加するわけでもないのに、何のために回転させる必要があるのか疑問に思うかもしれませんが、これにはもちろん理由があります。

なお、回転させるからには乾燥させる対象物を飛散させないように、また熱を有効利用する意味でも、コイル部分を含む装置全体は筒状の覆いの中に収める必要があることは先に書いておきます。

このような筒状の覆いの中でらせん状のコイルが回転すると、中に投入した対象物は巻き上げられるようになって撹拌されることになります。

つまり、全体に効率よく熱を行き渡らせることができるという利点があります。

いくら細かいコイルを使っても、静止した状態では対象物の全体にわたって均一に熱をかけることは難しいからです。

さらには、らせんによって実は単に撹拌されるのみならず、筒の一端から反対側の端に運搬する働きもあります。

これはコイルの巻き方やコイル以外の装置の組み立て方にもよりますが、これもメリットになります。